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田中健太のページ


生き物は様々に変動する環境の中で、他の生き物と結びつきながらどのように生活し、適応し、進化しているのでしょうか。

わたしはこれまで、熱帯雨林の林冠にロープで登るフィールドワークからモデル植物近縁種のゲノム解析まで、生態学と集団遺伝学の間を行き来しながら、植物と送粉者の相互作用と、植物の繁殖・適応・進化の研究を行ってきました。

現在、力を入れて行っているのは、生態学的に多様で、しかも遺伝学的な解析に有利な、シロイヌナズナ属野生種を対象とした、適応進化の研究です。材料の利点を活かし、野外生態系で生じている様々な相互作用と現在進行形の進化を測定しつつ、実験室では生理形質や遺伝的背景を調べることで、野外の適応進化を遺伝子レベルで明らかにしようとしています。特に、野外における自然選択と、生物の内部の遺伝的な制約が、適応進化をどのように形作っているのかを明らかにしようとしています。

現在の研究の詳細
トピック:温暖化による進化
トピック:真の集団生物学に向けて
これまでの研究