筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
教育関係共同利用
ナ チュラルヒストリーに根ざした森と草原の生物多様性教育拠点
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 実習名: 菌類多様性野外実習  

実施期間: H29年9月25日(月)〜9月30日(土) 

申込締切: H29年7月18日(火)

実習場所: 筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所 (アクセス)
      〒386-2204 長野県上田市菅平高原1278-294

担当教員: 出川洋介、中山剛

  概要: 狭義の菌類(菌界、真菌類)は動物と単系統群をなすオピストコンタに属す真核微生物
      の一群で、世界より10万種が知られ、推定総種数は150万種以上と言われる。具体的
      には、Macrofungiと称されるキノコおよびMicro fungiと称されるカビやコウボ等が
      含まれる。本実習では、菌類および、従来、菌類と考えられてきたが現在では系統的
      に異なる生物群であることが判明した粘菌類(アメーボゾア)、卵菌類(ストラメノ
      パイル)も対象とし、自然界よりこれらの微生物を採集、あるいはサンプル培養によ
      り検出し、顕微鏡観察によって分類同定を行う手法を体得し、その多様性の理解を
      深める。

  内容: 第1日 菌類の概説。サンプリング法、培養法の実習。
      第2日  Macro fungi(担子菌門、一部の子嚢菌門)研究法(野外採集、顕微鏡
          観察、分類同定)の実習
      第3日 Micro fungi(子嚢菌門、“不完全菌門”)研究法(野外採集、培養株・
          粗培養試料の顕微鏡観察、分類同定)の実習
      第4日  Micro fungi(接合菌門、粘菌類)研究法(野外採集、培養株・粗培養試料
          の顕微鏡観察、分類同定)の実習
      第5日 Micro fungi(広義の鞭毛菌類、ツボカビ門、卵菌類、ラビリンチュラ類)
          研究法(培養株・粗培養試料の顕微鏡観察、分類同定)の実習
      第6日 成果発表  

  対象: 全国の国立・公立・私立大学の院生

  費用: 授業料はかかりません。宿泊費と食費のみ徴収します。

 申込先: 筑波大学生命環境科エリア支援室大学院教務
      〒305-8572  茨城県つくば市天王台1−1−1
      電話 029-853-4570
  
提出書類:  (1)履修に関する特別聴講学生受け入れ依頼書
          (別紙様式:Word PDF
       (2)特別聴講学生としての履修願
          (別紙様式:Word PDF
       (3)特別聴講学生申告書(履修希望学生から所属大学研究科長へ提出)
          (別紙様式:Word PDF
       (4)成績証明書(所属大学の書式で可)
       (5)学生教育研究傷害保険加入証明書(領収書の写しでも可)
       (6)安全管理のための調査票
          (別紙様式:Word PDF

     ※ (1)〜(5)の提出書類を揃え、所属大学の教務係を通して
       郵送でお申し込みください。
     ※ (6)の「安全管理のための調査票」については、別途、受講希望者から
       直接、次のアドレス宛 (kyoiku@sugadaira.tsukuba.ac.jp) へ電子ファイルでの
       提出をお願いいたします。

本実習の窓口教員: 出川 洋介 degawa#@#sugadaira.tsukuba.ac.jp
                  (#@#は@に置き換えてください)