筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所
教育関係共同利用
ナチュラルヒストリーに根ざした森と草原の生物多様性教育拠点
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拠点概要
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菌類分類学野外実習(学部生対象)
キノコ、カビ、コウボなど真菌類の多様性、系統分類の基礎を習得します。センター内の森林、草原、渓流フィールドに出て、キノコ等の大型菌類を採集し、実 験室に持ち帰り、顕微鏡観察により、それらの形態や構造を詳しく観察して理解を深めます。またフィールドで採集した土壌や水サンプルの粗培養を行い、微小 菌類(カビやコウボ)を検出し、分類培養技術についても学びます。

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動物分類学野外実習(学部生対象)
動物界の約3/4の種類数を占める昆虫類は、地球上最も繁栄した分類群といわれます。その全32目中29目の実物を野外で採集して、形態学的・分類学的特 徴をじっくり観察できる日本で唯一無二の実習です(残りの3目も標本で観察できます!)。
昆虫とは何か、なぜ昆虫の多様性が高いのか、それらの答えがここにあります。昆虫学特講(下記参照)とあわせて受講すると、昆虫への理解がより深まるで しょう。


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海山連携公開実習(学部生対象)
生命は海で生まれ、その後陸上に進出し、今日では多様な生物が海・陸にて、それぞれの生態系を成り立たせています。この実習では、本実験所(山)と下田 臨海実験センター(海)を利用し、海・陸の両域の生態系ならびに生物多様性を学ぶことができます。海抜0mから1300mという環境と生物相の劇的な違い を肌で感じてみませんか?

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高原生態学実習(学部生対象)
何万年も前から日本に広がっていた草原が、人間による自然撹乱の抑制と草原利用の放棄によって、いま全国規模で急速に減っています。しかし菅平高原には、 日本人に古くから親しまれてきた秋の七草など貴重な動植物が豊かな草原に残されています。この草原で、太古から繰り広げられてきた植物と訪花昆虫の結びつ き、人間と草原との結びつきを学びます。

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モデル生物多様性実習(学部生対象)
現代生物学の多くの研究は、ショウジョウバエやシロイヌナズナ、酵母などの「モデル生物」によって支えられています。この実習では、野外に出かけてモデル 生物の多様な近縁種を探すことで、興味深い生命現象を進化させてきた自然の生態系と、そこでの多様な生き物との係わりを見出してみましょう。


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森林生態学公開実習(学部生対象)
一言で森といっても、その姿は立地や遷移段階によって全く異なります。この実習ではまず、異なる遷移段階にある、アカマツ・ミズナラ・ブナ林に住む多様な 樹木を見分けられるようにします。毎木調査やロープ木登り調査を通じて、森の成り立ちや移り変わりを理解します。そして全国規模で進む森の歴史的変化にも 迫ります。


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植物生態学II(学部生対象
植物が子孫を残すために行っている実に様々な繁殖戦略を、最新の理論を元に解説します。また、野外の生命現象の背景となっている遺伝現象を明らかにする分 子生態学の最新成果を紹介します。さらに、花粉の運搬を担うポリネーターと植物の相利共生関係によって 生み出された花の進化についてひもときます。


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植物系統分類学III(学部生対象)
キノコ・カビ・酵母を含む菌類(真菌類)は、従来、下等な植物と見なされてきましたが、現在では動物と姉妹群をなすオピストコンタの一員であることが判明 しました。本講義では、その系統進化学的位置づけを、推定総種数500万種と言われる菌類の膨大な多様性、およびそれらを秩序立てて理解するための分類体 系について、最新の知見を交えながら概説します。


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昆虫学特講(学 部生対象)
昆虫は、動物界の約3/4の種類数を占める地球 上で最も繁栄した動物群です。昆虫とは何かを形態学の立場から考えます。また、近年のトピックスを出来るだけ紹介します。これにより、昆虫学の現在と向う べき方向性を示します。昆虫を主な対象として開講する動物分類学野外実習とあわせて受講すると、「昆虫とは何か」へのあたなの答えがより近いものとなるで しょう。


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陸域生物学実習(学部生対象
冬の菅平は、雪に閉ざされ気温は-30℃にもなる極寒の地です。しかし、雪の上では動物や鳥や節足動物が活発に活動しているのです。たとえば、ウサギが跳 ね、それを追うキツネの姿を足跡からたどれます。極寒の中、餌を一生懸命探す鳥たち、雪上を歩くセッケイカワゲラの仲間・・・、積雪期における動物の生き 様から「自然」のありようを感得しましょう。


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形態学特講(学 部生対象)
西暦偶数年度開講です。次回の開講は平成30年度になります。