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実習・公開講座・学会貢献活動・地域貢献



菅平センタースタッフの協力のもと、センター構内や、周辺地域の豊かな自然を背景とした
教育活動への協力や、地域貢献にも力を入れています。




動物分類学実習

水棲昆虫の採集 土壌の採集 初めての標本作成 改定を重ねたテキスト (全107頁)
構外採集風景 構内採集風景 標本作成風景 歴代のテキスト


 夏季に行われる、昆虫の分類を中心とした野外実習です。主に、学類生と大学院生が参加します。
 最もハードな実習の一つですが、この実習を経験することで、非常に多様な昆虫のほぼすべての目の特徴を見分けられるようになります。
 研究室のメンバーも全力で指導にあたります。








陸域生物学実習

凍った滝にて 越冬昆虫をさがす 鳥類の観察 冬眠ヤマネ!
構内の滝 朽木の越冬昆虫 鳥類の観察 もうすぐお目覚め?


 冬季に行われる実習です。
 雪の上の動物の足跡や、痕跡から、典型的な中部山岳地帯の積雪期における哺乳類を中心とした生物の生き様に触れることができます。
 鳥類や、雪の上でしか見られない珍しい昆虫なども観察することができます。







公開講座

エクスカーション 電子顕微鏡体験 土壌動物の観察
構内の滝 電子顕微鏡体験 土壌動物の観察


 菅平実験センターが毎年夏季に行っている、高校生対象の講座です。センターの職員や他の研究室と協力して、生き物同士のかかわりあいをわかりやすく教えるお手伝いをしています。
*公開講座の詳細・申し込み方法は、 筑波大学菅平実験センターのホームページをご覧下さい。






学会貢献

 第 30 回前口動物学セミナー
第 30 回前口動物学セミナー


 昆虫比較発生学の分野では、日本は世界をリードしています。その中心が日本節足動物発生学会で、菅平高原実験センターはその事務局を20年余にわたって引き受けてきました。また、年次大会もしばしば開催してきました。

 また、年に一度、「菅平前口動物学セミナー」(上写真)を開催し、今年(2010年)で31回を数えます。毎回、70〜80名の参加者が全国から集まり、大学生、大学院生、小学校〜大学院教員、一般の方々が昆虫類などに関する30題ほどの講演、活発な議論が行なわれ、懇親がはかられています。








地域貢献等


 宇都宮高校などでのスーパーサイエンスハイスクール授業をはじめ、地方自治体対象の「親子おもしろ体験教室」や「寿大学院」などを通じ、地域の教育活動にも積極的に協力しています。






(c) F・Y 
構内採集風景