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秋の観察会「いまさら聞ない、生物多様性って何?を考える会」を開催

2010年10月2日

 快晴に恵まれた10月2日、春の観察会に引き続き『いまさら聞けない、生物多様性ってなに?を考える会』 と題し、52名の参加を頂き、秋のオープンデーを開催しました。

 今回の観察会は、春と同様に3通りの観察コースを用意しました。参加者は町田龍一郎教授による大明神 の滝まで、お・さ・ん・ぽ♪コース、出川洋介助教による菌類の多様性観察コース、鈴木亮準研究員による草 原の植物多様性観察コース、の中から好きなコース1つを選んで参加しました。菌類の多様性観察コースには、 菅平の蘚苔類の調査のため来園されていた首都大学学部3年生の堀清鷹さんが講師として参加してくださいました。

 大明神の滝まで、お・さ・ん・ぽ♪コースでは、滝への道すがら草原からアカマツ林、夏緑広葉樹林へと移 り変わる植生から遷移を実感しつつ、さまざまな自然観察を行うことができました。菌類の多様性観察コースでは、 苗圃に続くヤナギ、ニセアカシヤ林の中で短時間にもかかわらず沢山のキノコが採集され、集められたキノコを通 して菌類の生態について学びました。草原の植物多様性観察コースでは、テキストに掲載された中から50種を見つ けようをテーマに、ススキが揺れる草原に作られた道を観察しながら進みました。

大明神滝
大明神の滝での集合写真

菌類
樹上のヌメリスギタケモドキの採集

草原
草原の中の道を進みながらの観察


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