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 過去の公開講座の様子 

 本センターでは高校生以上が対象の「ナチュラリスト養成講座」と高校生が対象の「高原の自然観察−生物どうしのかかわりあい−」を開講しました。ここでは、過去の公開講座の様子を紹介します。



「まちなか自然講座 〜昆虫・植物・菌類〜」(平成29年度)

<講座内容>

 本講座では、菅平高原実験所の教員3名が、一般市民を対象として全9回の講義を行なった。
 内容は「影の働きものキノコ・カビ・コウボ 〜菌類系統分類学〜(出川洋介 助教)」「草木たちの命のリレー 〜植物保全生態学〜(田中健太 准教授)」「昆虫たちのサクセスストーリー 〜昆虫系統分類学〜(町田龍一郎 教授)」。大学生向けに行なっているものと同じレベルの講義を行ないましたが、参加者からは好評を得た。
 また、会場を上田市街地にある「まちなかキャンパスうえだ(上田市中央2-5-10丸陽ビル1階)」としたことで、社会人も参加しやすいことを目指した。

        まちなか自然講座の様子



「ナチュラリスト養成講座」(平成23・24/27・28年度)

<講座内容>

 本講座では、フィールド生物学に強い関心を持つ地元在住の社会人を募り、5月から翌年2月まで1年を通じ、 四季折々に多様な姿を見せるセンター内のフィールドで自然観察会を継続的に実施し、 自然をより深く理解するために必要な知識や技術を身に付け、フィールドへの親しみを深め、優れた自然観を培ってもらった。
講座修了者は当センター公認の「ナチュラリスト」として、センター公開日の企画・運営・ボランティアガイドを務めている。 それ以外でも自主勉強会や研究グループを作りセンターを中心に活発に活動している。


<公開講座の様子を写真で紹介>
(注:画像の表示に時間がかかる場合があります)

 

 技術職員によるセンター構内の説明  教員による講義・フィールド観察
 樹木園での樹木観察
 自然観察会
 おまけ



「高原の自然観察 −生物どうしのかかわりあい−」(平成24年度まで開催)

<講座内容>

 地球上には、たくさんの種類の生物が住んでいます。そして、生活している場所の環境が異なれば、それに応じて、そこに生きる生物の種類も変わります。高山には高山の生物が、高原には高原の生物がお互いに密接な関係を結びながら、生物群集をつくっています。
 この講座では、本州中部の高原にどのような生物が住んでいるかを調べ、それらが、どのような関係を結びながら生態系をつくっているかを学習しました。例えば、高原の植物群落はどのような種類の植物からつくられているか。その群落をすみかとして、どのような動物が生活しているか。また、それらの生活を支えている土の中はどうなっていて、その中にはどのような微生物がいるか、などを総合的に学習しました。
 



<公開講座の様子を写真で紹介>
(注:画像の表示に時間がかかる場合があります)

 

 センター構内を散策 −森林と草原の生物の観察−
 
 草原の植物群落の調査 (付録:草原の動物)
 
 森林と草原の土壌動物の観察 (付録:走査型電子顕微鏡観察)
 
 樹木園での自然観察 −植物と微生物のかかわりあい−
 
 森林と草原の土壌微生物の観察
 
 おまけ (公開講座でのこんな場面)


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