第33回菅平動物学セミナーを開催
2012年12月1-2日
菅平高原実験センターにおいて,「第33回菅平動物学セミナー」が開催されました。今
年は筑波大学,福島大学,群馬大学,信州大学,愛媛大学,東京農工大学,首都大学東京,
自治医科大学,東海大学,日本女子体育大学,日本大学,農業生物資源研究所,横須賀自然
・人文博物館などが参加し,北は東北から四国まで,総勢64人の学生,大学院生,教員,研
究員,小中高等学校教諭,さらには,小中学生,高校生も参加し,バラエティーに富んだ27
題の講演ごとに活発な質疑が交わされ,セミナーは熱気に満ちていました。
同センターでは,1980年より毎年暮れに,学生,大学院生,小・中・高等学校教諭による,
動物学関係の研究発表会を開催しています。最初は昆虫類を中心とした「菅平昆虫学セミ
ナー」として始まり,その後,研究対象が広がったため「菅平前口動物学セミナー」,さ
らに前回から「菅平動物学セミナー」へと改称されてきての開催です。また,本セミナー
は,福島大学共生システム理工学類・共生システム理工学研究科,信州大学理学部生物学科
・理工学系研究科,群馬大学教育学部理科専攻・教育学研究科で,それぞれ,卒業研究U・
修士論文研究U,進化生物学セミナー・進化多様性生物学,卒業研究・特別研究の授業科目
の一環としての位置づけも受けています。
本セミナーの大きな目的の一つは,動物に関する研究を行っている学生,大学院生,理科
教育に携わっている教員に発表の機会を与え,彼らの研究発展のステップアップをはかる
ことにあります。回を重ねるごとに,参加者の研究内容,発表技術には,格段の向上がみ
られてきています。
研究発表への質疑応答
全員での記念撮影
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