城殿 博氏の講演会が開催される
2013年4月27日
  JICA国際協力専門員である城殿 博(きどの ひろし)博士をお迎えして、
「熱帯の生物多様性の保全と再生〜コスタリカ・グアナカステ保全地域での壮大な実験から」という題目で特別講演を開催しました。
  コスタリカ・グアナカステの海岸から山地に至る熱帯乾燥林・熱帯雨林・熱帯雲霧林という多様な森での保全活動について
取り組みを紹介して下さいました。企業との協働、遺伝資源による利益の公平配分、エコツーリズムなど、
世界の自然保全活動のモデルケースともなっている先駆事例が多く、改めてこの地域の保全活動が世界に与えたインパクトが伝わってきました。
その他にもDNAによる生物バーコーディングシステムなど刺激的な話題がたくさんありました。菅平で行おうとしている活動との接点も多く、
有意義な討論で盛り上がりました。
写真提供:にっぽんこどものじゃんぐる
Del Oro社がゴミとして廃棄していたオレンジの搾りかすを 皆伐地にまくことで、森林の再生が加速する。
写真提供:にっぽんこどものじゃんぐる
1種類だと考えられてきたチョウのDNAを調べると、実は10種類で構成されていた。 発見される前に、絶滅してしまう生物がいるかもしれない。
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