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公開講座「高原の植物観察‐植物が育む多様な生きもの達を探してみよう」を開催しました

2014年5月17日

  菅平高原実験センターにて、国際植物の日関連公開講座「高原の植物観察‐植物が育む多様な生きもの達を探してみよう」を開催しました(共催:ナチュラリストの会、後援:長野県、上田市)。午前中は、植物に育まれる動物(高木悦郎特任助教)、植物に育まれる微生物(出川洋介助教)についてのミニ講義、午後は樹木園に出て、野外観察会を行いました。

  講義では、モチノキを取り巻く昆虫や鳥の生物間相互作用や、植物とかかわりを持つ菌類の様々な生き方などについて学びました。一見難しそうな講義内容ですが、教員の語り口調に会場が笑いに包まれたりと、始終楽しい雰囲気でした。

  午後の野外観察会では、植物専門の教員(平尾章助教)や菌学研究室の学生も加わり、植物の仕組みや昆虫や菌類の関わりを観察しました。実験用の昆虫採集トラップや、苗圃で栽培しているミヤマハタザオなど、現在行われている研究内容についての大学の施設らしい説明も行いました。

  一般参加者11名に、ボランティアスタッフ12名が解説補助員として参加し、賑やかな講座となりました。



冗談を交えつつ生物のかかわりについて解説する高木助教


出川助教の解説を聞きながら、地衣類を観察する参加者


ミヤマハタザオの研究について解説する平尾助教




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