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上田高校SGHフィールドワークが行われました

2016年8月3日




  8月3日(水)、長野県立上田高等学校1学年の生徒29名を受入れて、田中健太准教授による講義と構内での植生遷移の 観察を行ないました。平成27年度に、上田高校が文部科学省スーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)に指定され、 本センターでは上田高校の連携機関として、昨年度にひき続き生徒を受入れました。
  高校生たちは、まず植物の冷温帯の典型的な遷移の例と、植物が生存・繁殖するためにどんなことを頑張っているのかに ついて講義を受けました。班ごとに、アカマツ林とアカマツ・ミズナラ混交林の林床にどんな樹木が見られるかを予想しました。 その後、田中准教授と金井隆治技術専門職員・正木大祐技術職員の案内で構内の草原、アカマツ林、アカマツ・ミズナラ混交林に行きました。 樹木はどちらの方角に伸びているか、アカマツの葉と広葉樹の葉の垂直的な上下関係はどのようになっているかなど、遷移の実態を 観察しました。林床に生えている樹木の子供などを採集して、どんな樹木が生えているのか、森によってそれがどう違うのか、調べました。
  写真を撮ったり植物や昆虫の名前をメモしたりと、熱心に話を聞く生徒も見られました。

  今後もセンターは、生命や環境について国際的に活躍できる高校生の育成プログラムに積極的に関わっていきます。


ススキ草原で草原環境について解説を受ける


アカマツ・ミズナラ混交林にて遷移の様子を観察


野外より持ち帰った植物を観察し、環境ごとの植物種の違いを学ぶ


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