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「大明神寮」が有形文化財として登録されます

2017年11月22日


  平成29年11月17日(金)山岳科学センター(センター長:石田健一郎)菅平高原実験所に設置されている建造物「大明神寮」 (旧学生宿泊施設)が文化庁の諮問機関である文化審議会より文部科学大臣あてに、有形文化財として登録するよう答申がなされました。



大明神寮


  「大明神寮」の文化財登録については、かねてよりその文化的価値が認められることから、文化財登録原簿への登録手続きを文化庁へ 申請していたところですが、このほど文化庁の諮問機関である文化審議会の審議の結果、有形文化財として登録するよう答申がなされました。
  今回登録となる「大明神寮」は昭和40年10月に学生の研究や野外実験・実習の際の宿泊施設として建設され、以来52年もの長きに亘り 宿泊および社会貢献活動に利用されてきました。「大明神寮」は木造建築物としての価値だけでなく菅平高原の象徴である根子岳と四阿山を背負った 背後の風景と一体となって軽快で透明感があり、秀逸な景観を形づくっているのが特徴です。また、「大明神寮」は大学付属施設の歴史だけでなく 合宿地としての菅平高原の歴史をも伝える重要な建物であると言えます。今後は建物とその周辺の秀逸な景観を末永く残しつつ、地元との連携協力を 図りながら、社会教育活動の拠点、さらには「憩いの場」としてさらに発展していけるよう有効利用を図っていく予定です。





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