現在、菅平地域の自然林は、開発などにより急速に少なくなりつつあり、本センター内の自然林および樹木園の林の価値は年々高まっています。また学術的にも、本州中部における遷移にともなう生物多様性と、それにともなう環境の変化を、一箇所で観察できる貴重な場所となっています。この自然林、草原、樹木園は、生物多様性学、動植物の生態学、野外実習の場として、また環境科学、水文学、気象学等各分野の学内外の研究者に研究の場として活用されています。
本センターは、全国的に数少ない山地研究、教育センターの中でも施設、設備とも最も充実した施設であり、フィールドサイエンスの拠点として発展を目指しています。
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