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-2007年度公開講座が行われる(高校生対象)-

2007年8月

 本センターでは毎年夏に、高校生対象の公開講座を開講しています。今年度も8月6日〜8月9日(3泊4日)の日程で開講され、全国から集まった高校生達が、涼しい夏の菅平で熱心に自然について学びました。

 本講座は「高原の自然観察−生物どうしのかかわりあい−」をテーマとし、本センターの敷地内にある草原・森林・樹木園をフィールドとしてさまざまな実習が行われました。森林と草原で土壌を採集してそれぞれに住む土壌動物や微生物を観察したり、草原にはどんな植物がどれくらいあるかを調べたり、樹木園でいろいろなキノコを採集したりと、高校生らは野外と実験室を行き来してたくさんの課題に取り組みました。また走査型電子顕微鏡で微小な動物を観察するなど、高校ではなかなかできない体験もすることができました。

 今年の受講人数は22名で、新潟・静岡・福岡など一都七県から元気な高校生達が集まりました。最初はみんな緊張している面持ちでしたがすぐにうちとけあい、グループ内で協力して実習に取り組んでいました。高校生達は初めて出会う生き物に夢中な様子で、疑問に感じたことを講師や大学院生にさかんに質問していました。講座終了後、高校生の一人は、「3泊4日も一瞬のように終わってしまったけれど、普段体験できないことをいろいろ体験でき、生態系や微生物の多様さなどを学ぶことが出来てよかった。」と話していました。


写真1
樹木園で微生物の採集

写真2
走査型電子顕微鏡での観察


最近数年間の講座の様子を写真とともに紹介しています。
(写真は2007年度講座風景が中心です)
過去の公開講座の様子へ

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