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2009年度高校生対象公開講座が行われる 2009年8月3日〜6日 今年も毎年恒例の公開講座が、8月3日〜8月6日の3泊4日の日程で開講されました。全国から16名の生物好きの高校生が集まり、涼しい夏の菅平で熱心に自然について学びました。 本講座のテーマは「高原の自然観察−生物どうしのかかわりあい−」で、敷地内にある草原・森林・樹木園をフィールドとしてさまざまな実習が行われました。森林と草原で土壌を採集してそれぞれに住む土壌動物や微生物を観察したり、草原にはどのくらいの種類の植物があるかを調べたり、森林でいろいろなキノコを採集したりと、高校生らは野外と実験室を行き来してたくさんの課題に取り組みました。また走査型電子顕微鏡で微小な動物を観察するなど、高校ではなかなかできない体験もすることができました。 最初はみんな緊張している面持ちでしたがすぐにうちとけあい、グループ内で協力して、積極的に実習に取り組んでいました。高校生達は初めて出会う生き物に夢中な様子で、疑問に感じたことを講師や大学院生にさかんに質問していました。受講後の高校生からは、「たくさんの生物の知識を知り、自分の視野や世界観が広がった」「大自然を思う存分楽しめて大満足」といった感想が寄せられました。 |
広いフィールドを大冒険! 道なき道を進む…。 草原で刈り取った植物を種類ごとに分ける。 これがなかなか難しい。 新聞紙に包んで、林からキノコを採集してきました。 他の人はどんなキノコを見つけたのかな? |
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