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中部山岳地域の環境変動の解明から環境資源再生をめざす大学間連携事業 2010年2月5〜6日 平成22年4月より筑波大学、信州大学、岐阜大学の3学連携プロジェクトがスタートし、中部山岳地域の地球温暖化問題に取り組みます。 このプロジェクトは、平成22年度概算要求事項「特別経費」によって措置されるもので、「中部山岳地域の環境変動の解明から環境資源再生をめざす大学間連携事業―地球環境再生プログラム―」と題し、筑波大学からは、陸域環境研究センター、菅平高原実験センター、農林技術センターの3センターが参加します。事業の目的は、地球規模で明らかになった温暖化現象が地域空間スケールの環境変動に及ぼす影響を、気候変動、水循環・物質循環・炭素循環変動、生態系変動の観点から解明・予測し、地域に居住する人々が実感可能な空間スケールにおける温暖化適応・緩和策、生物多様性保全策、防災対策を提言し、学術研究の充実効果による環境資源再生に貢献をすることです。 本センターでは、特に、生物多様性、生態系の変動把握や、保全策に関わる問題に取り組みます。 去る2010年2月5日(金)・6日(土)の二日間にわたり、岐阜大学工学部総合研究棟において、同プロジェクトの第三回合同ワークショップが開催されました。本センターからは、沼田センター長ほか計7名の職員が参加し、4名が以下の発表を行いました。
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6日は、大雪に見舞われ、岐阜の街並みも真っ白となりましたが、ワークショップには50名を越える参加者があり、プロジェクトに向けた熱心な討議が交わされ、盛況のうちに閉幕となりました。いよいよ、地球温暖化にかかわる、初の大学間連携大型プロジェクトのスタートです。
発表会の様子
第三回合同ワークショップのポスターはこちら