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学年別参観日「生き物いっぱい 自然は友達!!」開催 2010年6月1日 本センターでは地域の要望に応え,理科教室などいろいろな社会貢献活動を行っています。この一環として、先月に引き続き長野県上田市立菅平小学校の「学年別参観日」を開催しました。今回は2年生の児童とお母さんの7組が対象で、3時間ほど構内散策をしたり、色々な生き物を観察したりしました。 センター構内には植生遷移の各段階が保存されており、今回の散策路では75年間の遷移を体感できます。2年生であっても「遷移」を感じ取ることができたようで、ミズナラ林に入ると「50歳、年取った!」と言っていた子供たち! 原則非公開の「大明神の滝」の清々しさにも満足した様子。 バードウォッチングでは近くでかわいらしいキビタキが見られ、クロツグミやミソサザイの美しいさえずり。ミズキの葉柄をうまく引き伸ばすと、水の通路である維管束が何本もの糸のように現れます。児童、お母さんたちは初めての体験に歓声を上げました。帰路、一人のお母さんが、エゾハルゼミの羽化間近の幼虫が可哀想に枝に刺さっているのを発見しました。「モズの早贄(はやにえ)」です。 午前中だけの短い散策でしたが、色々なものを観察し触れ合うことができ、大成功の「学年別参観日」でした。本センターは,今後も可能な限り地域のニーズに応え続けます。
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