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ドイツから昆虫の形態観察に関する総説が発表され、町田研究室が紹介される

2013年9月26日


  ドイツのグループから、昆虫の形態を観察、研究するうえで重要な方法と"技"をまとめた論文( "Insect morphology in the age of phylogenomics: innovative techniques and its future role in systematics" )が発表になりました。  昆虫は実にさまざまなグループに分かれています。その形態を詳細に観察し比較することで、いまだよく分かっていない昆虫の形態、系統、進化を明らかにしていくのが、昆虫形態学です。 本論文では、昆虫の形態を詳細に観察する方法として、走査型電子顕微鏡(SEM)や透過型電子顕微鏡(TEM)、共焦点レーザー顕微鏡、マイクロCT、立体(3D)モデルの構築、切片の作成などなど・・・さまざまな方法が紹介されています。 これから形態学を始める若い研究者にとって、とても良いテキストになるでしょう。
   当センターの町田研究室は、昆虫の形態学、特に比較発生学の分野で世界随一の研究室です。本論文中でも、町田研究室の透過型電子顕微鏡や切片作成の技術が紹介されています。


論文中に登場する町田教授

論文の詳細はこちらに


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