『根子岳が「花の百名山」じゃなくなっちゃう?』を開催します
2014年6月9日
   6月12日(木)菅平高原国際リゾートセンターにて、地域学習講座・真田の自然を学ぶ『根子岳が「花の百名山」じゃなくなっちゃう?〜菅平高原の高山植物に忍び寄る危機とその対策について〜』を、
真田産業観光課・真田中央公民館・筑波大学菅平高原実験センターが共催します。
  講師は、当センターの、田中健太准教授です。
  根子岳には、多種多様な高山植物が生育しており、それらが、登山者を楽しませてくれていることから、花の百名山としても有名です。
  ところが、近年、根子岳の高山植物の種類や数が、昔に比べて減ってきている、という声が聞かれるようになりました。
  かわりに、笹が生い茂り、地面を覆う場所が増えてきています。
  各地の高山地帯でも、同じように、高山植物が減少して草原が無くなり、笹が繁茂して森林化するなど、植生が変化してきています。
  このような実態を、多くの関係者、住民で共有するため、地域の自然を学ぶ趣旨で、この学習会を開催することになりました。高山地帯の植生変化の原因、影響、対策や、自然保護の新しい考え方を一緒に勉強しましょう。
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