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日本節足動物発生学会奨励賞を受賞

2015年6月12-13日




  第51回日本節足動物発生学会大会にて、菅平高原実験センター町田研究室所属の真下雄太研究員は、 「ジュズヒゲムシ目昆虫の発生学的研究」が若手研究者の模範となる優秀な研究業績と認められ、 第二回日本節足動物発生学会奨励賞「安藤裕賞」を授与されました。 ジュズヒゲムシ目は、昆虫類のなかで最も系統学的理解の難しい昆虫とされてきましたが、真下さんは本目の胚発生、 後胚発生を厳密に検討、これにより本目が多新翅類の一群であること、本目の多新翅類内での類縁を明確に示したことにとどまらず、 人為分類群であるとの指摘をしばしば受けてきた多新翅類が単系統群であることを初めて明らかにしました。 これらの点が高く評価されての受賞です。


小林幸正日本節足動物発生学会長から賞状を受け取る真下さん


受賞講演を始める真下さん


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