第51回日本節足動物発生学会大会で国際シンポジウムを開催
2015年6月12-13日
第51回日本節足動物発生学会が休暇村裏磐梯天文台ホールで実行委員開催されました(実行委員:福島大学 塘忠顕研究室)。
大会では、筑波大学−ドイツ学術交流会(DAAD)で招聘中のイエナ大学 ロルフ・ボイテル教授、
JSPS外国人特別研究員としてボン大学より菅平高原実験センターに来られているアレクサンダー・ブランケ博士の特別講演、
本センター 真下雄太 研究員の第二回日本節足動物発生学会奨励賞「安藤裕賞」の受賞講演、13題の一般講演からなる、
昆虫発生学、形態学、系統進化学に関わるシンポジウムが開かれました。
英語によるバラエティーに富む講演で、熱を帯びた質疑が交わされました。当該分野のさらなる発展につながる、
たくさんの萌芽が生まれた、たいへん有意義なシンポジウムでした。
特別講演、受賞講演、本センター昆虫比較発生学研究室のメンバーによる講演は下記の通りです。
特別講演
BEUTEL, Rolf G. "The Evolution of Megadiversity in Hexapoda (Arthropoda)"
BLANKE, Alexander "Mouthpart Evolution in Early Split Hexapoda"
受賞講演
MASHIMO, Yuta "Comparative Embryology of Zoraptera"
一般公演
MASHIMO, Yuta & MACHIDA, Ryuichiro "A Challenge to the Subcoxal Theories of Pleural and Sternal Origins in Insects"
FUJITA, Mari, NOMURA, Shuhei & MACHIDA, Ryuichiro "Simple, Artifact-free SEM Observations of Embryos: "Nano-suit method"
MTOW, Shodo & MACHIDA, Ryuichiro "Comparative Embryology of Plecoptera (Insecta)"
KOJIMA, Kazuki & MACHIDA, Ryuichiro "Embryology of a "Living Fossil" Beetle, Tenomerga mucida (Chevrolat, 1829) (Archostemata, Cupedidae)"
特別講演を始めるボイテル教授
特別講演で質疑に答えるブランケ博士
一般講演を行う真下さん
一般講演を行う藤田さん
一般講演を行う武藤さん
一般講演を行う小嶋さん
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