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初の「日本産直翅類図鑑」が刊行されました 2016年6月15日 バッタ目、ゴキブリ目、カマキリ目、シロアリ目、ナナフシ目、ガロアムシ目・・・など、多新翅類の中で
「バッタに似たグループ」を直翅類(直翅系昆虫)といいます。これらの昆虫は、体の色がすぐに変わってしまって
特に美しいわけでもなく、往々にして(不快)害虫であり、研究者や愛好家は少ない。したがってそれらをまとめた図鑑はなく、
直翅類の同定・分類作業は不可能に近かったのです。やっと本センター昆虫比較発生学研究室の町田龍一郎監修
「日本産直翅類標準図鑑(学研)」が2016年5月31日に上梓され、これで「日本産の直翅類は皆目分からない」、
このような状況はなくなります。
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