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 アカマツ林 

 毎年の刈り取りによって草原として維持されてきた場所のうち約8.5haが、途中で刈り取りを中止したことで自然に樹木が進入し、今日ではアカマツが優先する森林になっています。このうち4haはアカマツの優占度が高い最大樹齢約45歳(2012年現在)の森林で、樹高約15m・直径30cm以上のアカマツが見られます。残りの4.5haはアカマツ・ミズナラ・シラカンバが混交する約65歳の森林で、最大直径50cmを超します。これらの森林ができるまでの間、植栽・下草刈り・伐採・農薬散布などの人為管理は一切行っておらず(遊歩道の維持だけを行っています)、全く自然に形成された森林です。日本のほとんどの草原や森林伐採跡地は、植林などを行わずともただ放っておくことで自然の森林になりますが、その良い見本になっています。これらの森林では、永久試験地(約2ha)で樹木の成長や森林群集の変化を長期観測する毎木調査・リタートラップ調査が行われている他、ほ乳類・昆虫・菌類の生物相調査や、様々な実験を行っています。

アカマツ林
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