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 落葉広葉樹林 

  根子岳・四阿山の間より発し本センターの敷地内を流れる大明神沢沿いには、約14haのミズナラ・シラカンバ・カエデ類・サクラ類・シナノキ・トチノキ・アズキナシなどからなる落葉樹林が見られます。ここは、元々落葉樹林として維持されてきた場所が、当センターが開設された1934年以前に大部分が伐採され、その切り株からの芽生えによって自然に森林が再生(萌芽更新)した場所だと考えられます。ほとんどの場所ではアカマツ林同様、伐採以後は一切人為的管理が入っていません。一部の場所では、カラマツ・ドイツトウヒ・ブナなどが植栽され、成長しています。敷地内で最も成熟度が高く、また菅平高原の中でも最も保存状態の良い河畔林の一つであり、多数の動植物が生息しています。生物科学・環境科学などの実習地・研究地として極めて利用価値が高く、その保存につとめています。ここでも、永久試験地(約1ha)での毎木調査・リタートラップ調査、生物相調査、各種実験が行なわれています。

ミズナラ林
ミズナラ林
大明神の滝
大明神の滝
※原則として公開はしていません。


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