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念願のジュズヒゲムシ。ガイドの人には「アリんこちゃん」呼ばわりされましたが、頭には立派な、名前通りの数珠状の触角を携えています。それにしてもハサミムシの幼虫に似ている・・・。 |
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ナガカメムシの一種の成虫と幼虫。鮮やかなオレンジレッドが地味な背景に映えています。警戒心が強く、覗き込むだけで木の裏側に逃げてしまうので撮影に苦労しました。 |
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世界最大のセミ、テイオウゼミです。翅を入れると、ボールペンに近いくらいの体長があります。 深夜の灯火採集でホテルの壁に見つけ、一旦は逃げられてしまいましたが、部屋に戻る間際に鳴き声を聞きつけて、やっと間近に見ることができました。お風呂あがりの先生に手伝って頂いたり、ヘビが出たり…波乱万丈のキャメロンハイランドの夜でした。 |
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大型のアゲハチョウを思わせる姿とサイズ。しかし、これはオオツバメガというガ(蛾)の仲間になります。Cameron Highlandでの朝、宿の窓にとまっていました。夜のうちに飛来してきたようで、朝はおとなしかったです。 |
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タイワンシロチョウ。翅を表から見ると、白地に黒の地味な模様なのですが、後翅の裏側が鮮やかな黄色をしています。大きさはモンシロチョウくらい。林の近くをヒラヒラと飛び、地面にとまって吸水している姿をよく見かけました。 |
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イシガケチョウ。ホテルのモルタル壁に止まっていました。本当に石垣みたいな模様です。近い種類は日本にもいます。 |
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ケンランカマキリの仲間。このカマキリは全身に金属光沢をもつことで知られています。これはまだ幼虫なのですが、わずかに金属光沢を見てとることができ、他のカマキリとは違う妖しい魅力を感じます。 |
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カレハカマキリの仲間。枯れ葉色の体のところどころに、地衣をまとったような緑色の斑があります。まだ翅が生えておらず、幼虫であることが分かります。腹部は扁平でだいたいいつも上方に反らせています。近づくと、さらに上半身を反らせて警戒していました。 |
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公園の木の幹で見つけたコブナナフシ。頭を下に向け、前足をピンと伸ばしてジッとしていました。この木には、ツル性の植物が何本も幹をはっているのですが、そうした中に紛れてしまっていました。以前から、スラッとした感じがしない形に疑問を抱いていたのですが、自然の中で見ると、その形の意味が分かるような気がします。 |
RM:町田龍一郎(菅平高原実験センター)、MF:福井眞生子(菅平高原実験センター)、YM:真下雄太(菅平高原実験センター)、TU:内舩俊樹(横須賀市立自然・人文博物館)
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