筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所 トップページへ戻る
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 コラム 

No.2: マレーシアに恋をして(5) 〜観察風景 part2〜

ジュズヒゲムシ観察1    ジュズヒゲムシ観察の様子。道路端に倒木を見つけては車を止め、樹皮をはがし、幹をていねいに見て探します。何しろ相手は体長1-2 mm。しかも、同じような姿形をしたゴキブリやハサミムシの幼虫たちも、同じような環境に生息しています。この場所では、約30分で十数個体を見つけることができました。
ジュズヒゲムシ観察2    ジュズヒゲムシ観察の様子。調査3日目になると、だんだんと見つけ方のコツがつかめてきました。
ジュズヒゲムシ観察3    一本の木で何人もが手分けして探します。
アリの巣1    笹の枝先に作られたアリの巣。大きさはヒトの頭くらいです。細かく噛み砕いた植物組織で作られている様子で、スズメバチの巣の質感に似ています。道路脇の斜面で伐採された笹原に落ちていて、古い巣のようでした。
アリの巣2    前述の古いアリの巣を開いたところ。内部はハチの巣とは異なり複雑に入り組んでいました。体長約2 mmの働きアリがわずかに残っていました。

TU:内舩俊樹(横須賀市立自然・人文博物館)



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